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タンクからガス漏れ…
思い切って交換することに

イメージ前回のコラムで「次回は完成したCB125のインプレッションを…」と書きましたが…実は車輌がまだ完成していません。当初はマフラーの製作とセッティングだけで済むはずでしたが、少々大掛かりになってきたんです。「セッティングは慣らしを終えてからやりましょう」ということで、この1ヶ月の間上が回らない状態のエンジンのまま1000kmを走りました。その1000kmの間に修正したい点がいくつか見つかってしまったんです。1点目はガソリンタンク。これまで旧いCD125Tのタンクを使用していましたが、タンクキャップとタンクの間に隙間があり、ガソリンを満タンにするとキャップ周辺からガソリンがじわりと滲んでいました。

 

イメージ「タンクキャップを換えれば直るかな」と思ったものの新品のキャップに換えても症状は変わらず…。タンク側に問題があったようです。最初は「別にこのままでも」と思っていましたがキャップ周りの塗装が剥がれはじめたので、新品のタンクをオーダーすることになりました。が、ここで問題が1つ。メーカーにオーダーできるCD125Tのタンクはこれまで使っていたタンクとはデザインが違います。タンクのマウント方法は同じなのですが、手に入るモノは左右にメッキカバーとタンクラバーがついているんです。これまでのスッキリとしたデザインがどう変わってしまうのか。Hondaの旧車CB72みたいなイメージになるのかな、と想像したものの、こればっかりは装着してみないとわかりません。モータースクエアラットの長谷川さんが「こっちの方が絶対カッコいいと思いますよ」と言ってくれたので、思い切ってオーダーすることに。もちろんカラーは従来通りの鮮やかなレッドでペイントします。

ハーレー用マフラーを流用し
シングルなのに2本出しに挑戦

イメージそして前々から言っていたマフラー製作です。もともと付いていた車種不明の50cc用マフラーでは抜けが悪すぎ、内部の遮蔽版をぶち抜いてもまだ抜けはよくありません。最初についていたマフラーを使用するのはあっさりと諦め、他のモデルのマフラーを流用することにしました。最初に目をつけたのはSUZUKI ボルティー用のマフラー。しかしサイレンサーが太すぎてCB125にはまったく似合いません。「SRやエストレヤ用のキャプトンマフラーを使おうか」とも悩んでいましたが、手元に調度いいスタイルのマフラーがあることを思い出しました。私はCB125以外にも所有しているバイクが何台かあるのですが、以前ハーレーに使用していたマフラーがこのCB125にはピッタリかもしれない、と。1200ccのバイクに使われるマフラーですから抜けが悪いわけはありません。これをベースにマフラー内部にグラスウールなどの消音材を使えば抜けの良さと音の静かさも両立できるかも…。

 

イメージ長谷川さんからも面白い提案がありました。「左右2本出しにしてみないか」というアイデアです。シングルのエンジンを左右2本出し…これは面白いですね。エキパイやサイレンサーの容量も大きくなり、消音化もできるかもと期待が膨らみます。ワンオフでのマフラー製作などこれまでやってもらったこともなく、長谷川さんもハーレー用のマフラーを125ccに流用なんて当然やったことがあるはずもありません。失敗してもいいや、という気持ちでマフラー製作をお願いしました。このコラム執筆時点ではマフラーはまだカタチだけしか完成していません。マフラー内部の消音を担うインナーバッフルは、ハーレー用のままです。グラスウールがまだ届いていないので、どれだけ消音化できるか不明ですがスタイル面では非常に満足が行くモノができあがりました。シンプルなデザインなので製作の苦労はわかりにくいかもしれません。しかし、エキパイのフランジ部分、エイプ用エキパイをハーレー用サイレンサーに繋ぐジョイント部分、車輌左側に分かれるエキパイ製作など、かなり手の込んだ作業をしていただきました(ありがとうございます、長谷川さん!)。技術的なことは無視して要望を述べる私ですが、それをカタチにしてくれる心強い味方がいてくれて、本当にラッキーです。

外装部分はほぼ完成
あと少しの辛抱です

イメージさて、一応カタチにはなったCB125ですが、まだまだやることはあります。マフラーの消音化とキャブレターのセッティング、スプロケットの交換、マフラーのメッキ加工などなど作業はまだまだ残っているので完成するのは9月初旬くらいになりそうです。撮影のために1日借り出して走ってみましたが、慣らしのときに感じていた低速の伸びの弱さがやはり気になります。これはマフラーの抜けやセッティングだけで解決することではなさそうですね。スプロケットの丁数があっていないので、オーダー注のスプロケットが届けば…イメージ通りのCB125になるでしょう。早く本調子のCB125を味わってみたいものです。このCB125のカスタムプランを紹介してきましたが、カスタムコンセプトも紹介しておいた方がいいでしょう。速く走りたくてチューニングパーツを組み込んでいるわけではありません。大型の車輌も持っているので溢れるパワーはそちらで堪能すればいいんです。ですから性能は追い求めません。

 

イメージまた、レースを走るわけではないので、パーツの軽量化もあまり興味がありません。むしろ、重いスチール製パーツの質感が好きなのであえて鉄でできたパーツをセレクトするようなこともやっています。車体は小さいのにホイールサイズは前後18インチなど、どうも4st miniを楽しんでいる人からは「何で?」というカスタム手法かもしれません。あれこれイジっても、見た目はどこかから純正で発売されていてもおかしくないスタイルですし(笑)。でも、いいんです。こういうバイクが欲しい、それがたまたま4st miniだっただけですから。自己満足がカスタムの真骨頂。そう思ってわが道を行くことにします。9月には完成したCB125であちこちを走り回っているでしょう。偶然とは言え、せっかく盛り上がっている4st miniの世界に足を踏み入れたわけですから、多くの人が夢中になっている世界にどっぷり足を踏み入れてみようと思います。4st miniのパーツを開発しているメーカーさんに遊びに行ったり、DE耐のレースを見学したり(サーキットを走りたいとは思いません・笑)、CB125で距離を重ねながら、この素晴らしい小排気量の世界を楽しんでいきたいと思います。

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編集部員 ターミー

編集部員 ターミー

数々のバイクを乗り継ぎ現在はハーレー、BMW、オフロードバイクを所有するただのバイク馬鹿。これまでシングルかツインにしか乗ったことがなく、やや偏食気味なのが気にかかるところ。これからの成長を期待する。

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