エンジンの振動対策を怠り
納車後すぐに再入院…
こんにちは、とうとうCB125が納車されました…2日だけでしたけれど…。納車でいきなりトラブル発生、再入院しましたので…。上まで回して走るエンジンに載せ換えたせいでしょうか。走行中にリアウインカーをフェンダーに固定しているボルトが左右ともポッキリと折れ、ウインカーがリアホイールに接触するトラブルに遭遇しちゃいました。今のままでも走ろうと思えば走るのですが、エンジンの振動対策として重そうな部品をこの際に交換することにします。リアウインカーのステーが重い鉄製で、しかもステーが長いため振動の影響を受けやすかったみたいです。ま、トラブルを嘆いても仕方がないので、前向きにカスタムを進めますよ。
ということで、まだちゃんとした試乗ができないため、現在のCB125の仕様を振り返ってご説明することにします。私のCB125のレプリカを作りたい方は参考にしてください(笑)。まずはエンジンから。もともとのCB125JXは1975年に発売された2気筒の124ccマシンです。でも、もともとのエンジンは使用しません。今のエンジンはケースはジャンクのCB50のモノを一部利用しました。エンジン内部のパーツはAPE用パーツばかり。APE100用の純正クランクシャフトが使用できるよう、CB50のクランクケースにボーリングを施し組み込んであります。APE用パーツは豊富にあって好きなモノを選べるのですが、私はかなり距離を走る人間なので、耐久性に不安があるパーツは使用できません。ですからクランクシャフトは純正をチョイスしました。シリンダーはモータスクエアラットの長谷川さんオススメの、SP武川製「Sステージボアアップキット115cc」を。「100ccじゃ非力すぎるけれど、限界までパワーを引き出したいわけじゃない。公道でそこそこ走れる程度で」との私のオーダーに適うボアアップキットです。SP武川は数あるメーカーの中で、長谷川さんがもっとも信頼を置いているんだとか。数え切れないほど4st Miniを触ってきたプロの意見には素直に従いましょう。
パーツチョイスはお任せで
SP武川だらけのマシンです
大物パーツはだいたい決まりましたが、これだけではエンジンは組めません(らしいです)。他にも強化すべきパーツがアレコレと。チューニングパーツを組み込むため、オイルポンプはエイプ用の強化オイルポンプに交換、カムチェーンもチューニングエンジン用にします。115ccのキットを組み込むため、クラッチも強化が必要だとか。APEのノーマルクラッチではクラッチ盤の肉厚が薄すぎて、エンジンのパワーに負けてしまうそうなんです。これまたSP武川の強化クラッチキットを組込みましょう。しかし、4st Miniの世界はいろんなパーツがありますが、どのパーツもそれほど高くはないんですねぇ。普段乗っている大型バイクの世界では考えられないくらい、1点1点のパーツは安い! 私はパーツを組むのはプロに任せますが、自分でやる人も多いようです。小排気量で構造が簡単なため、パズルの用にパーツを組み立てることができるんですね。もう4ヶ月ほど、このCB125のカスタムを見てきていますが、4st Miniがなぜ多くの人の支持を受けているのか、だんだんとわかってきました。APEやXRモタードだけではなく、モンキーやカブ、KSR、GS50など4st Miniの世界には個人の好みに応じていろいろなラインナップがあり、それぞれにカスタムパーツが豊富に用意されています。長谷川さんのところにはカブのカスタムで訪れる人もいます。このCB125を手に入れていなかったら、私もカブを買っていたかもしれないんですよ。ハンターカブをイジって遊ぶのが、周りで流行っていた時期があって、燃費の良さと気軽さに惹かれていたんですよね。
話がずれてしまいましたね…。エンジンのパーツはこのくらいにして、お次はキャブレターです。4st Mini用のキャブレターは口径や特殊なジェットの使用したモノまで、こちらもどれを選べばいいのか…。私が長谷川さんに求めた点は「出力がいくら向上しても、扱いづらいキャブは嫌だ」、「性能が良くても、燃費が悪いモノは嫌」とワガママの限りを尽くします。そして長谷川さんが選んでくれたキャブレターはYOSIMURAの「TM-MJN24」…でしたが在庫切れ。しばらく入って来なさそうなのでパス。私はせっかちな性格なので気長に部品を待つことはできません(笑)。縁がなかったと思って諦めましょうケイヒンのPE22かPE28で悩んだ挙句、結局PE28を選びました。ハイフローエアクリーナーがセットになっているセットです。大口径過ぎる、という指摘もあるかもしれませんが、セッティングは今のところちゃんと出ています。あと、エアフィルターがむき出しになっているのが少し気になっていますが、エアクリーナーが納まる場所の左右にはゼッケンプレートがあるので大丈夫なはず…たぶん。いざとなったらエアクリーナーカバーを付ければいいか。
車輌の機能性が低いから
“操っている感覚”がある
さて、最後にCB125の心臓部以外のパーツをご紹介しましょう。ストックのCB125JXの前後ホイールはフロント18インチ、リア17インチです。ストックのホイールでもカッコ良かったかもしれませんが、私のCB125には納車時から旧いCB400FOURの前後18インチのリムが履かされています。このリムにドラムブレーキが組み合わされ、クラシックテイストな足回りになっているんです。ストックではフロントがディスクブレーキが採用されているのですが、ブレーキの利きよりもドラムブレーキのルックスが好きなので問題無し。それほどスピードが出るバイクではないですから、ドラムで充分です。「そんなブレーキじゃ不安だろ?」と思うかもしれませんが、ブレーキよりも不安なのは27φのフォーク径です。ちょっとしたコーナーでもフォークがよじれる感覚が伝わってきますから(笑)。APEのフォーク径の正確な数字は知りませんが、車体が一回り小さいAPEよりフォーク径は間違いなく細いです。
細かなところを挙げていけばキリがないほど不安だらけな車輌構成ですが、使用用途が限定された小排気量のバイクですから、これでいいんです。最新のスポーツバイクの試乗をすると、乗り手に不安を感じさせないクオリティの高いパーツが装備されていますが、そこまで至れり尽くせりだと少しつまらないと感じるんです、ワタシは。ちょっと走らせるだけで、車輌の限界が見えてくる今のCB125は、大したテクのない私に“操っている”感覚を覚えさせてくれます。今の時代のパーツに比べると、機能が良くないパーツを組み合わせて作ったこのCB125。車輌の限界の低さが面白さに繋がっています。