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出来うる限りの最大の安全を実現した
「もしものとき」に備えるジャケット

安定しない二輪で走るバイクという乗り物には、否定したくても安全に対する不安が存在する。もし事故になった際、車のように守ってくれる外殻はバイクに存在しない。事実、重大な事故でのライダーの死傷率はドライバーのそれよりも高くなっている。市販のライディングジャケットに装備されるプロテクターも年々良くなってきてはいるが、それ以上に画期的なシステムを搭載したバイク用のウェアが存在しているのはご存知だろうか。世界でも珍しいエアバッグ付きジャケット、それは今回紹介する「hit-air」のライディングジャケットだ。

 

今回のテストで使用する「hit-air アウトバーン2 Type」は、ハーフコートタイプのウインタージャケット。実際に手にとってみると通常のジャケットより重さを感じるものの、見た目・着心地ともの大差は無い。防寒のインナーを備え、肘・肩にCE規格のプロテクターを備え、防水素材に撥水加工、とここまでなら普通のジャケット同じ。見た目だけではエアバッグが入っている、なんてことは分からないほどだ。

 

エアバッグの作動させるための準備はごく簡単で、エアバッグを作動させるためのワイヤーを予め車両に固定しておき、バイクにまたがったらジャケット側に接続。あとはライディングの邪魔にならないように長さを調節するだけで完了だ。これで「いざ」というときの備えは完成だ。そして、できることなら避けたいその瞬間が来て、バイクとライダーが離れるほどの力がかかった途端、内蔵されたエアバッグが作動し、首、背骨、腰、胸を保護する仕組みとなっている。バイク死亡事故の原因となる受傷部位の90%が頭部、頚部、胸部となっている現実を思えば、この安心感は大きい。また、使用してしまったエアバッグについては、メーカーに送って破損などがないかの検査を行えば、エアボンベを交換して再利用できる。

 

ちなみに、バイクにワイヤーを固定するため、外し忘れで誤作動してしまうのでは?と心配だったのだが、実験で作動させるためにワイヤーを引っ張ってみたところ、軽い力ではびくともしなかった。メーカーのデータによると25kg以上の力がかかった際に作動するようになっているとのことなので、あまり神経質になる必要はないだろう。機能的なジャケットと、他に類をみない安全性を実現するエアバッグ。もしも、のときは無いに越したことは無いが、備えあれば憂い無し。安全を追求するライダーにはぜひ着用をおすすめしたい一品だ。

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エアのボンベは胸元に収納
ジャケットの着心地も良好

hit-airジャケットのエアバッグを膨らませるボンベは胸元に収納。ライディングの妨げにならないコンパクトなサイズで着心地も良い。また、ジャケットのインナーは脱着式となっている。

hit-airの作動スイッチは
バイクとライダーをつなぐ命綱

エアバッグを作動させるスイッチはワイヤーになっており、バイク本体に装着。乗り降りの際にはワンタッチのバックルでジャケットと分離可能だ。作動するのは25kg以上の大きな力がかかった時となる。

0.5秒で完全展開
致命傷からライダーの体を防御

作動時は0.5秒で展開し、背中、首、腰など身体の重要な部分を保護。また、首周りを固めることでヘルメットの重さによる頚椎損傷も軽微に抑えてくれる。使用後はメーカーで再検査すれば再利用できる。

hit-air アウトバーン2 Type

アクシデント時の衝撃からライダーを守るエアバッグを内蔵したライディングウェア。肩・肘にはCE規格プロテクターを配し、安全性をさらに高めている。このモデル以外にもウインター仕様の「EU-2 Type」などラインナップは豊富。

 

価格:¥37,800

発売元:無限電光株式会社

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バージンバイク編集部

特に記載がない限り、この記事についてはバージンバイク編集部のスタッフが実際に体験し、インプレッションを行っています。インプレ内容については、バイクのコンディションによっても変化しますので、参考としてご覧下さい。