新スポーツカテゴリ マジェスティ

マジェスティ。これは
ビッグスクーターの域を超えている

イメージヤマハのオートマチックモーターサイクルの中心といえるマジェスティ。そして、新型になったマジェスティ。これはもはやビッグスクーターの枠組みを越えていた。便利さに加えて確実に走る楽しさが加わっているのだ。

 

ヤマハには同じ250ccクラスに「グランドマジェスティ250」と「マグザム」があり、それぞれに別々の性格が与えられている。グランドマジェスティは高速道路やワインディングを気持ちよく走れるツーリングマシン的なモデル。一方、マグザムは“ロー&ロング”の低重心ゆえの安定感とカスタムルックから若者から支持を受けるモデルだ。マジェスティは、その両者のいいところを集めたモデルといえるかもしれない。快適性はもちろん、次世代オートマシステムを搭載して“堪能できる”走りを体感できるのだ。従来の概念を打ち破るデザインや、クオリティの高い各部の作りこみも一見の価値あり。ヤマハが“プレミアム”というメッセージをこのバイクにつけたのも頷けるというものだ。

 

編集部内でも大注目、目からウロコなこの新型マジェスティ。今回の特集では、その仕様と試乗インプレなどを交えながらじっくりご紹介しようと思う。

ここまでこだわり抜けたと思える
そんな1台に仕上がったニューマジェスティ

イメージビッグスクーターのデザインに革新をもたらした初代マジェスティ。そのインパクトは今回の新型の登場でも同様だ。このデザインを担当したエルムデザインの下川 博氏と仲村 拓哉氏はこう語る。

「他社を含めてここ10年、あまり変化のなかったビッグスクーターに新しい息吹を吹き込みたい。モーターサイクルともクルマとも違う…はじめて見るようなデザインを。そんな思いで、ニューマジェスティはデザインされています。例えばコクピット。今までのビッグスクーターは、乗車時にボディラインが見えず、真っ黒なメーターまわりがほとんどでした。でも、それじゃつまらない。だってライダーが一番長く見てるのが、コクピットからの視界ですから。そこでフロント周りから連続した面を作り、シームレスにライダーから見えるようにしました。結果、マリンジェットのようなマシンとの一体感が生まれたのです。新型は走りを評価いただいてますが、スペック面はもちろん、デザインも影響しているんですね。きっとみなさん、驚かれると思いますよ」。

 

イメージスペックだけではなく、デザイン面で走りにアプローチする。スタイリッシュであることにとどまらない、この新しい試みは、一朝一夕にして生まれたものではない。

「ウィークリーマンションを借りて合宿をしましてね。もちろん場所は東京です。ビッグスクーターで東京の通勤ラッシュに揉まれ、高速を走ってと徹底的に走りこみました。開発部署の人間くらい走ったんじゃないかな。そこでビッグスクーターに求められるもの、快適性であったり便利さであったりですね。そういうものを見つけました。もちろん先ほどお話したコクピットの”盲点”もわかりました。それらをできる限り反映させたのがニューマジェスティなんです。デザイナーとしてここまでこだわり抜けたと思える1台ができたことを幸せに思います。でも、それだけにモノの良さを分かっていらっしゃっる大人の方に乗ってほしい…ちょっとだけ生意気を言わせていただけるならそう言いたいですね」。

エクイップメント

シームレス&ローシェイプ

フロントカウルからフロアトンネル、テールエンドまでをボディカラーで包み込んだスタイルは、コンパクトなサイズと低いフォルムと相まって、見る者に強い印象を残すスタイリッシュなデザインだ。

エクイップメント

プロジェクターヘッドライト

フロントマスクを印象付ける切れ長のヘッドライトは、コンパクトなボディワークをさらにスリムに見せながら、個性的なデザインを印象付け被視認性を高める。ロービームにはプロジェクターを採用。

エクイップメント

新設計3連メーター

目に優しいオレンジ色に光る3連メーター。右端のディスプレイにはオイルやCVTベルトの交換時期やフューエルトリップ機能の距離を表示。アシスト走行時のモードやI-Shiftの状況も一目でわかる。

エクイップメント

プログレッシブピボットマウント

ヤマハ独自の新防振理論に基づいて従来の防振リンクを省いて、エンジンをダイレクトマウント。さらにモノクロスサスを横置きすることで、ダイレクトなハンドリングとローシェイプ、トランクの容量に貢献している。

エクイップメント

デュアルオープンシート

フルフェイスヘルメット2個がすっぽり収まる60リットルの大容量トランクは、ライダー側が前方に、タンデム側が後方に開くデュアルオープンタイプ。出し入れする物に応じたムダのない使い勝手を実現する。

エクイップメント

スマートキーシステム

カギの代わりであるスマートキーを身に着けていれば、メインスイッチを押すだけでエンジンが始動。ボタン操作でメイン/左フロントトランクのロック解除もできる。スマートなライディングを実現するアイテムだ。

オートマチックの快適性と
積極的にライディングを楽しめるYCC-AT

コラムフォトフルオートマチックというスクーターのメリットを生かしつつ、積極的なライディングを楽しめるのがYCC-AT(ヤマハ・チップ・コントロールド・オートマチック・トランスミッション)だ。これはI-S(インテリジェント・シフト)システムが3つのモードに応じた、最適なパワー特性、駆動特性を引き出して、走る楽しさを演出してくれるというもの。モードは、シーンを選ばす低燃費で走れる「DRIVE」、パワーバンドを活かした走りが楽しめる「ASSISTT」「ASSISTU」の3つがあり、右側ハンドルにあるMODEスイッチで切り替える。また左側ハンドルにあるI-Sスイッチを押せば、I-Shift Down(インテリジェント・シフト・ダウン)機能によって、エンジンブレーキや力強い加速感が得られる。マジェスティを単なる“アシ”からプレミアムスポーツに昇華させる魔法のデバイスだ。

マジェスティ スペシャルムービーサイト
マジェスティ 公式ウェブサイト
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